今回の記事では、大学生ブロガーがワンワールド世界一周旅行で実際に使っていたクレジットカードを紹介します。海外旅行ではクレジットカードでの決済がメインになるので、カード選びは非常に大切です。
また、学生の場合はカードの上限額が低いので複数枚カードを保つ必要なども出てきます。僕が実際に使っているおすすめの年会費無料クレジットカードについて解説していきます。
ワンワールド世界一周旅行について詳しくはこちら▼
目次
まずは結論から
まずは結論から先に申し上げていきます。大学生が海外旅行やバックパッカーをする時に確実に作るべきカードは以下の5枚です。
特に「セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カード」と「JALカード navi」は作ってから海外に行くだけで多くの特典を受けることができます。
そして、予備のカードとして楽天カード、オリコカード、エポスカードを作っておけば旅行の時は安心です。
これらのカードは学生限定の特典でマイルがたくさん貯まったり、年会費が無料になったりといいことばかりです。それぞれのカードについて詳しく説明していきます。
セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カード
ステータスの高いカードとして有名なアメリカン・エキスプレスのカードですが、学生でも26歳までは年会費無料で持つことができます。男性は国内でのデートなんかでも使えるメリットもあります。
このカードのポイントとしては、最高3,000万円の旅行保険が自動付帯です。
また、手荷物無料宅配サービスを利用することができます。帰り道に重いスーツケースを空港から自宅まで無料で送ることができるサービスを使えるだけでもこのカードを発行する価値があります。
※対象空港:成田国際空港、羽田空港(国際線ターミナル)、関西国際空港、中部国際空港
1,000円(税込)ごとに通常1ポイント(還元率0.5%)貯まります。その最大の特長はポイントに有効期限がないことです。しかも、海外での利用でポイントが2倍(還元率1%)になります。
ゴールドカード並の特典とステータスが学生でも手に入る作って損なしのおすすめカードです。
メリット
26歳までは年会費無料
最高3,000万円の旅行保険が自動付帯
手荷物無料宅配サービス
最高100万円のショッピング保険
海外利用でポイント2倍(還元率1%)
アメリカン・エキスプレスのステータス
26歳になるまで年会費3,000円が無料に!⇒詳しくはこちら
デメリット
飛行機遅延/欠航・ロストバゲージ保険は無い
空港ラウンジは使えない
「JALカード navi」はワンワールド世界一周旅行に行くなら必ず作るべきカードです。このカードは年会費無料です。
区間マイルが100%たまるサービスのツアープレミアムは、通常2,160円の年会費がかかりますが、「JALカード navi」を作れば無料です。ワンワールド世界一周旅行券などの割引チケットでも100%の区間マイルが貯まるので必ず旅行前に発行するべきです。
ショッピングマイル・プレミアム年会費登録も無料になりますので、マイル還元率が1%になります。JAL普通カードだと上記を全て利用すると年に7,560円かかりますが、学生限定の「JALカード navi」の場合はすべて無料です。
また、マイル有効期限在学期間中無期限になるなど特典が満載です。ショッピング利用可能額は10万円というのが唯一のデメリットでしょうか。
さらに、減額マイルキャンペーンが開催されており、国内特典航空券が、往復6,000マイル、片道4,500マイルで交換できます。通常往復で15,000マイル必要ですので半分以下のマイルでよいので相当お得です。
国際線の旅行券もエコノミークラス限定で通常の半分以下のマイルで手に入れることができます。このカードさえ作っておけば、世界一周に行って貯めたマイルでもう一度海外旅行ということも可能です。必要マイル数は以下のとおりです。
ワンワールド世界一周旅行中に15回飛行機に乗ったので、帰国後にはたくさんのマイルを貯めることができました。そのマイルを使ってもう一度ヨーロッパに行きます。
詳しくはこちらの記事をどうぞ▼
メリット
ツアープレミアム登録無料(通常 2,160円)
JALカードショッピングマイル・プレミアム年会費登録無料(通常 3,240円)
マイル有効期限在学期間中無期限
海外旅行保険
減額マイルキャンペーン
海外旅行時の日本語による救急サービス(無料)
最大1600マイルプレゼント!⇒詳しくはこちら
デメリット
ショッピング利用可能額は10万円
学生限定
ソニー銀行(Sony Bank WALLET)
Sony Bank WALLETは海外でも国内でも便利に使えるカードです。Sony Bank WALLET を利用して世界中のATMで現地通貨の引き出しも可能です。実際に僕もユーロが足りなくなってイタリアのATMを利用しました。
Sony Bank WALLETは、セブン-イレブン、ミニストップのATMなら、24時間いつでも何回でも手数料無料で、ローソンなどのコンビニでもATM出金手数料が月4回まで0円です。
他行宛振込手数料が月1〜11回まで無料で使うことができ、国内でも便利に使えます。
また、外貨預金にお金を入れておき、海外に行ってSony Bank WALLETを使えば、為替手数料の節約になります。カード決済時にかかる手数料が無料になるのは大きなメリットです。
このカードはデビットカードなので、航空券を買うときにも役立ちました。学生の場合カードの限度額が低く、世界一周旅行券などの高額の買い物をクレジットカードですることが難しいです。(利用限度額の一時的な引き上げには時間がかかる)
デビットカードは口座にお金さえいれておけば、高額の買い物をすることもできるので便利です。僕はワンワールド世界一周旅行券をこのSony Bank WALLETを使って購入しました。
いざという時に海外のATMでお金を下ろしたり、VISAデビットとして使うこともできるので海外旅行に行く際には大活躍すること間違い無しのカードです。
メリット
世界中のATMで現地通貨の引き出し可能
国内ATM24時間いつでも何回でも手数料無料
外貨預金を仕えば為替手数料を節約できる
学生でも航空券などの高額な買い物ができる
国内では利用額の0.5%~2.0%がキャッシュバック
デメリット
デビットカードなので預金がないと使えない
海外利用でポイントがつかない
三井住友VISAデビュープラスカード
クレジットカードに安心&知名度抜群のカードです。初年度年会費無料で、2年目以降も年に1回以上の利用で年会費無料です。実質的に年会費無料といえます。
通常の三井住友クラシックカードに比べて、いつでもポイントが2倍もらえます。通常の還元率は0.5%なので、還元率は常時1.0%となります。三井住友VISAカードの中でも還元率1.0%は他に無く、高還元率クレカ並の還元率です。
また、26歳以降の最初の更新月に、自動的に三井住友プライムゴールドカードへアップグレードするのもポイントです。審査の厳しい三井住友ゴールドカードを審査無しで発行できることもメリットの一つです。
デメリットとしては、年齢制限があることと海外旅行保険が付帯していないことです。将来ゴールドカードに昇格することも約束されているので、最初の1枚におすすめです。
VISAカードなので海外の利用で使えないという場面もほとんどなく、はじめてのクレジットカードにもおすすめの1枚です。
メリット
いつでもポイント2倍(還元率1%)
入会して3か月間はポイント5倍(ポイント還元率が2.5%)
iD、PiTaPa、WAON対応
ETCカード初年度無料、年1回の利用で翌年も無料
最大7,000円分ポイントプレゼント!⇒詳しくはこちら
デメリット
18~25歳限定
iD一体型のクレジットカードにできない
海外旅行損害保険なし
リクルートカード
年会費無料のリクルートカードの1番の特徴は1.2%という驚異的なポイント還元率にあります。普段の決済をこのカードにするだけでお得にポイントを貯めることができます。
VISAとJCBとMasterCardの3つのブランドから選ぶことができます。VISAは楽天Edy、JCBはnanacoのチャージでもポイントが貯まります。ただし、VISAとMasterCardはETCカードを発行するのに手数料1,000円がかかってしまうので注意が必要です。
しかしながら、JCBブランドを選択してしまうと海外ではほとんど使えないので海外旅行に行く場合は、必ずVISAかMasterCardを選びましょう。ちなみにJCBと2枚持ちをすることもできます。
また、ポンパレモールやホットペッパービューティなどのリクルート運営サービスでは2.2%ポイント還元されます。ポイントはPontaポイントに交換できるので、ローソンの「Loppiお試し引換券」でお得に使うことができます。
僕が世界一周でメインで使っていた非常におすすめのクレジットカードです。年会費無料で高還元率のカードを探している人に非常におすすめです。海外ではクレジットカードでたくさん支払いをするので、この1.2%という還元率が大きいです。
メリット
ポイント還元率が1.2%
海外旅行保険 最高2000万円(利用付帯)
リクルート運営サービス 2.2%
Pontaポイントに交換可能
モバイルSuicaなどの電子マネーでもポイントが貯まる(VISAとMasterCardのみ)
今なら6,000円分ポイントプレゼント!⇒詳しくはこちら
デメリット
1.2%ポイント還元の端数は切り捨て
VISAブランドはETC新規発行に手数料1,050円が必要
楽天カード
抜群な知名度を誇る楽天カードです。 年会費無料で利用でき、今なら新規入会で7000ポイントもらえます。楽天カードは、僕がはじめて発行したクレジットカードです。
通常利用で1%ポイント還元ですが、楽天市場で利用すると本当にポイントがザクザク貯まります。デメリットを挙げるとすれば、ETCカードの年会費が500円かかってしまうところです。
海外で利用する場合は必ずVISAかMasterCardを選びましょう。楽天カードは後から国際ブランドを変更することはできません。
僕の場合は楽天カードは世界一周に持っていかずに、空港までのバスのチケットの購入に利用して利用付帯の保険を適用させました。
審査も厳しくないので、なにか1枚お得なクレジットカードがほしいという人におすすめです。年会費も完全無料でポイントもたくさんもらえるので、とりあえず作っといて損のないカードです。
Amazonカードと楽天カードの比較記事はこちら▼
⇒Amazon MasterCard クラシックを半年以上使って感じた楽天カードとの違い Amazonクレジットカードは作るべきなのか!?
メリット
ポイント還元率1.0〜10%
楽天市場で利用するとポイントが4倍
楽天Edy付帯
海外旅行損害保険(利用付帯)
今なら8000ポイントプレゼント!⇒詳しくはこちら
デメリット
ETCカード年会費が525円
オリコカード
年会費無料でポイント還元率が1%の高還元率カードです。ポイントの交換先が豊富で Amazon、iTunes、LINE、nanaco、Edyなどに加えて、WAON、Tポイント、楽天スーパーポイント、Ponta、Dポイントに交換できます。
1000ポイント→600マイルANA、500マイルJALに交換することもできるので陸マイラーにもおすすめです。ただし、12か月後の月末までに使わなかったポイントは失効するので注意が必要です。
入会後半年間は還元率2%になるので海外旅行の直前に作れば大量にポイントをゲットすることができます。入会から半年間は年会費が完全無料で最高還元率のカードとなります。
僕は世界一周にこのオリコカードを予備のカードとして持っていきましたが、メインカードをスリにあったので結果的に大活躍しました。海外の利用でもポイントがザクザク貯まりました。
メリット
年会費が完全無料
ポイント交換先が豊富
還元率1%
オリコモール経由でAmazonや楽天がお得に
入会後半年間は還元率2%
最大8,000円分ポイントプレゼント!⇒詳しくはこちら
デメリット
海外保険なし
ポイント有効期限が短い
エポスカード
エポスカードは永久年会費無料で、90日間の海外旅行保険が自動付帯でつく貴重なカードです。この保険のためだけに発行して、海外旅行に持っていかなくても保険が適用されるのがポイントです。
年会費が完全無料で自動付帯の保険がつくカードは少ないので、余裕がある場合は海外に行く前に作っておくのがおすすめです。
VISAカードなので海外に持っていってショッピングに使うこともできるので、予備のカードとして持っていくのもよいでしょう。200円毎に1ポイントと還元率は低めですが、その分保険が豪華です。
メリット
90日間の海外旅行保険が自動付帯
世界中で使えるVISAカード
最大8,000円分ポイントプレゼント!⇒詳しくはこちら
デメリット
ポイント還元率は低め
クレジットカードは貴重品ポーチに入れましょう
世界一周などの海外旅行ではクレジットカードは複数枚必要です。そのクレジットカードを財布にすべて入れていたらスられて大変なことになるので、メインの決済カード以外はすべてセキュリティポーチに入れましょう。
僕は楽天で購入した激安セキュリティポーチを50日以上毎日使っていました。実際に財布を盗まれたのでこの中にパスポートやクレジットカードを入れておいて本当によかったです。
クレジットカードやパスポートはジップロックに入れてから貴重品ポーチに入れると汚れや汗がつかなくてよいです。
まとめ
今回の記事では海外旅行におすすめのクレジットカードを紹介していきました。実際に世界一周に行ってクレジットカードの重要さを身にしみて感じました。欧米ではほとんどの場所でクレジットカードを使うことができて非常に便利でした。
海外旅行に行く前に学生が作るべきクレジットカードは以下の5枚です。
また、学生では限度額の一時的な引き上げを申請しないととても限度額が足りません。限度額の引き上げが間に合わなかったり、申請が通らない場合もあるので、多めにカードを持ち歩くことになります。セキュリティポーチは必須です。
僕は限度額を60万円まであげることが出来ましたが、そのカードをスペインで盗まれて最終的に持っていったカードをすべてフル活用することになりました。
予備のカードとして楽天カード、オリコカード、エポスカードを作っておけば学生の海外旅行には十分です。クレジットカードの発行は早めに済ませておくのがおすすめです。
[…] […]